【無責任堂へ戻る】

−ゲームの話−

プレイしてみて気になったゲームの感想です。

RPG
ロボットポンコッツ2
超発明BOYカニパン
ダーククラウド
ダーククロニクル
アクション
オレっ!トンバ
トンバ!
 ザ・ワイルドアドベンチャー
格闘
ワンピース グランドバトル
ワンピース グランドバトル2
エンドネシア
チュウリップ


ダーククロニクル

対応機種:【PS2】
ジャンル:アクション要素RPG+ジオラマ

販売元:SCE
開発:株式会社レベルファイブ
2002年 11月28日発売
PlayStation2 the Best(2004/02/26)
PlayStation2 the Best(2005/03/10)


攻略情報はコチラ→攻略! ダーククロニクル

概観

前作(ダーククラウド)と比べて、今回は各誌で大々的に取り上げられてます。
特にザ・プレイステーション2ではシナリオ展開が早すぎるほどに。

正直、追いつけませんでしたよ、今回

…のわりに売上げが今ひとつなのは、同日に発売されたソフトの影響でしょうか。

前作以上のボリュームと自由度、時間をかけてプレイするに値する作品です。
やりこみA要素が盛りだくさんで、シナリオを進めるより横道にそれている時間のほうが
長かったですよ、私。

主なやりこみA要素を上げると武器の育成、ジオラマへのこだわり、釣り、ギョレース、
スフィーダ、発明
……もう、個人的にたまりません。

武器を成長させて強くなっていく過程がまた楽しくて…
ビルドアップ(より強い武器へと強化すること)するたびに「次はどうしようかな」的楽しみが
続いていきます。

!ココがポイント
 序盤での武器Lv上げすぎによるバランス崩壊を抑制するためか、
 高位の武器へのビルドアップには特定の敵を倒している経験が必要だったりと、
 色々考えられています。


細部

さて、とはいえ良い点ばかりではありません。

まず上げられる難点といえばストーリー部分。
よく言えば“王道”、悪く言えば“ありきたり”(先の展開が読める)であること。
しかし、これは全体の雰囲気からみると、むしろ“これぞこのゲームのシナリオ”
と言っても過言ではないかも。 巷ではシナリオが“稚拙だ”とか“これはアレの〜だろ”とか言われてますがね。

グラフィックとマッチして“世界名作劇場的”にまとまっています。

しかし、ソレに対してシナリオの端々にみられる展開の突飛さには問題があります。

例をあげると、1章の終わりでモニカが登場するシーン。
アレ、唐突に、しかもあんな動いている物の上にタイムジャンプできたのは何故?とか
説明及び当事者たちの驚きもなくすんなり受け入れられたりと話を端折りすぎかと。

そりゃぁ、いらない話を延々と聞かされるのもアレですが、必要な話を聞かされないと
もう、「脳内で補完して自分の世界をひろげてね(ハート」的で微妙にイヤン。


つづいて武器関連について。
これは細かいことなんですが、ビルドアップ・合成で能力を継承できる物とは別に、
やはり武器固有の能力というものがほしかったかなぁ、と。

例えるなら「子羊の剣」のように昼は攻撃力が1/2、夜は1.5倍みたいな能力。
あれは正直嬉しかったです。

ああいったカンジで“その武器で倒した敵の数で攻撃力UP”とか“特殊な技がある”とか。
戦闘にアクション性をもたせる際には必須かとも思います。

特に最強武器の種類が複数あるだけに、ステータス値以外の強さがほしいところです。
特定の武器に特定の宝石・石をスペクトル合成すると、すごい武器がうまれるとかいう
条件があってもよかったような気もします。


そして、キャラクター自体の強化について。
このゲームでは前作同様、HP、防御力は特定のアイテムを使用することで上昇します。
これらは“つづら”(条件を満たすと出現する)のなかにあるのですが、
これが意外と厄介なもので、背景に溶け込んで目視では非常に見つけづらいのです。

近づけば!マークがでるのですが、探すのに一苦労。
プレイヤーによっては

  探すのが面倒 → 先に進む → 敵が強すぎ → 「このク○○ーがッ!!」

と、なることも……って極論ですね。

“モンスターへんげ”についてはあえて触れません…


発明について。
試みは非常によいです。
大好きなシステムではあるんですが…失敗した時の処理がイヤガラセとしか思えません。
総当りで探すことを邪魔しているかのような…そんな作りがいただけません。


で、ジオラマ関係。
これは条件を満たすだけなら簡単なのですが、いざ、“作りこもう”と意気込んでみると
ドット単位の作業になります。
それなのに、視点を近づけることができないというのは痛すぎます。

ブロック3をガイドに使えばなんとかなりますが、やはりキツイです。

あと、設定的にみて人がいないのは仕方がないとはいえ、寂しすぎます。
箱庭感が強まりすぎて、完成したあと、ココロに残る寂しさが。


最後にミニゲーム関連。
これらは全体的によいのですが、“スフィーダ”というゴルフチックなミニゲーム。
これの練習モードがクリア後に使えるようになるのはなにか違うんじゃないでしょうか?
練習と銘うつのならば、スフィーダがプレイ可能になった時点でできるようにするのが
スジじゃないかと。(ヘルプとかで)

…いえ、いいんですけどね。 プレイしているうちに慣れてきますから。


総評

良いゲームなだけに、色々と長々難癖もつけてますが、

総合するとすごくオススメ!

ただ、やっぱり人を選ぶ作品で、ちまちま武器を育てるのが嫌いな人や、
めんどくさがりの人には向きません。

〜余談〜
パッケージ裏のメモリーカードの必要容量の誤植、見事に騙されました…
空きがあったからよかったものの…いや、やけにサイズが小さいなとは思いましたが。
ちなみに52KBじゃなくて520KBですよ〜


チュウリップ

対応機種:【PS2】
ジャンル:まったりアドベンチャー?

販売元:株式会社ビクターインタラクティブソフトウェア
(※現株式会社マーベラスインタラクティブ)
開発:パンチライン
2002年 10月3日発売
Victor the Best(2003/04/24)


攻略情報はコチラ→まったり攻略! チュウリップ

概観

ひとことであらわすなら “変”(失礼) な世界観。
独特の世界観がココロに染み入ります。

ゲームの目的は、夢で見たアノ子とチュウするべく自分を磨く……
これだけ見ると「ギャルゲーですか?」と問われそうですが

全然ちがいます(マテ

この世界観を受け入れることができる人なら、まず間違いなくハマれます。
今作は移動時の制限(移動するだけで減少するもの)がないので、
ココロゆくまで町を散策できます。

これだけでも今回はたのしめますが、出演人物たちの個性がまたスバラシイです。
一見すると顔がでかいだけの人のよさそうなポリスさんの豹変ぶり…

(ヘタするとトラウマになりそうなくらいコワいんですが)

どう見ても無機質な風呂屋のおぼっちゃん…(?

そして↓

    国語教師 鈴木先生美術教師 山田先生

インパクトのある教師の方々…

総評

すでにMOON、エンドネシアをプレイ済みでお気に入りな方なら、問題なくハマれます。
特に、移動についてはエンドネシアをクリアした方には“快適だ”とすら思えるハズです。

(私がそうでした)

これはもう、オススメですよ?

キャラクターが生理的にあわないという方以外は…ですが。
こればかりは個人の趣向によりますから。

〜余談〜
色んな方々とチュウするこのゲーム。
ゲーム初心者時、全員に一通りチュウをためすのはいわずがもな。
でも、あの人の拒否行動は“ココロダメージじゃなくて物理ダメージやん?”と突っ込まずにはいられませんよ。
 
あ、あと夜の公園ベンチは恐いです。 いや、怖くないけど恐いです。
ニュアンス的にわかってもらえるとウレシイです。


トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー

対応機種:【PS】
ジャンル:アクション+RPG?

販売元:株式会社WhooPeeCamp
1999年 10月28日発売


攻略情報はコチラ→攻略! トンバ!

概観

トップ−攻略に正式に追加した記念に、と。

1作目と同じく、知名度に関しては良く分かりませんが、やはりイイゲームです。
基本スタイルがアクションというのは前作と同じ。

今回一番違うのは、やはりグラフィックの3D化とイベントボイスの追加。
グラフィックが3D化したことで、少々画像処理が重くなったような気がします。
(実際なってんですが)
イベントボイスはちと微妙。 個人個人で好き嫌いがでそう。

細部

ストーリーは、今回も現れた魔ブタたちを封印し、いつのまにか知り合ってる
女の子、パンジーを救出すること!(王道?)

難易度はそこそこ。
前作とは違い、ストック制ではなくコンティニューができるおかげでそう思うのかも。
あと、「封印ぶくろ」がストーリー上で確実に入手できることも要因だと思われます。

で、前作の不満点であったBOSS戦。
今回は少し改善され、3回袋にいれなければ倒せなくなりました。
しかし、今回はステージが広く、魔ブタの攻撃を避けやすくなったことから
前作の方が難しく感じたりもしますが。

〜 余談 〜
今後、トンバシリーズが続くなら難易度設定が欲しいかなと。(ワガママ?)
魔ブタの攻撃がもう少し激しいほうが、やりごたえはあると思います。
 
あと、コンバートイベントにもう少し奥深さが欲しかったかなぁ…


ロボットポンコッツ2 リング/クロス

対応機種:【GBA】
ジャンル:フレンドネットRPG?

販売元:HUDSON(ハドソン)
開発:RED
2001年 9月13日発売


攻略情報はコチラ→攻略! ロボットポンコッツ2

概観

さて、長々とプレイしてつい最近(2002.5月末)クリアしたのでやっと追加。

GBAのRPGとしては、わりと初期に発売されたのにこのでき。
ゲーム進行のテンポもよく、サクサク進めます。

つくりはオーソドックスな収集型RPGで、ロボポンと呼ばれる心を持ったロボットを
収集・成長させながらストーリーを進行させていくタイプのものです。

細部

ストーリーの端々に世間に対するパンチが効いていていいです。
(たまにPTAから文句が出ないかと思うようなものもありますが)

ロボポンの収集方法は“スパーク”と呼ばれる方法で、
2つもしくは4つ(要通信)のでんちを使用してロボポンをつくりだすという
ちょっと変わったものです。

また当然ながら、バージョンが2つあることからもわかるように
全てのロボポンを入手するためには、ソフト&ハードが2つずつ+通信ケーブルが必要です。

難点といえば、

  1. ソフトリセット時に直接タイトルロゴにとばないこと
  2. 最近のゲームには珍しく、クリア後にこれといった新展開がない
    (ちょっとしたイベントは追加されますが。)
  3. 敵の戦闘ルーチンが割と単調なこと
  4. 対戦時のテンポが悪い(これは仕方ないか)

といったところ。

まぁ、好きなゲーム故に文句もつけるんですが。

〜 余談 〜
進化できるのはいいんですが、Lv99から進化すると逆に弱くなってしまうっていうのは勘弁してください……
最初、Lvを上げるだけ上げてさぁ、進化だ!! と進化させるともう成長しない……って オイっ!!
まさか、成長限界がLvのみに依存だったとは気付かず、ずっとロボまる1体のままでストーリーを進行していたっていう
自分が悲しくて切なくて……
戦闘が辛かったです。 敵が強くて強くて……
やりごたえはありましたがね。


超発明BOYカニパン ヒラメキ☆ワンダーランド

対応機種:【PS】
ジャンル:発明RPG

販売元:TAITO(タイトー)
1999年 9月30日発売

概観

「これって昔SFCで某社が出していた“スラッ○スティック”の新作ですか?
と思わず問いたくなる作品です。
たしか、アニメでやっていたと思うのですが、いかんせん見てなかったので
内容は良く知りません。その方が違和感がなくていいのかもしれませんが。

細部

私、これの新品を980円で購入。
いざやってみると、戦闘方法が違うPS版“キャラもの”スラップスティックな感じ。
難易度の設定は低め。キャラものの定番?
LvUPが早く、操作性自体もそう悪くはなかったのでさくさく進めます。
敵の姿が見えているので、戦闘を回避するのも簡単ですし。

このゲームの“要”ともいえる“発明(アイテム作成)”は据え置きのマシンを使用するのですが、
各発明マシンごとにできること(工程)が違い、序盤から材料があっても工程がないので
作れないものがでてきます。
ゲームの進行をスムーズにする為でしょうか?

難点は、

  1. 戦闘が少々ワンパターンになり気味。戦略はあまり関係ないかも…
  2. 辺りを調べる時に、わざわざアクションするのはウザイです。
    ヒットするポイントも妙にシビアですし。
  3. 発明品を作るたびにムービーがはいる(とばせるけど、正直、本体に負担かけまくりなのでは?)

など。

それでも買値以上に楽しめました。
DC版も出ているらしいけれど、違いはビジュアルメモリー?のミニゲームの有無くらいですか?

〜 余 談 〜
ソフトケースの裏に誤植発見
“(C)1999えん”とは何かを狙ったのか?


ダーククラウド

対応機種:【PS2】
ジャンル:アクション要素RPG+ジオラマ

販売元:SCE
開発:株式会社レベルファイブ
2000年 12月14日発売
PlayStation2 the Best(2002/09/12)

概観

いいゲームです。
ザ・プレの攻略記事を読んでいて、面白そうだと思い買ったものです。

他の雑誌ではあまり大きく触れてなかったような…

戦闘形式はアクションで、操作するキャラ自体は成長せずに
武器を成長・進化(このゲームではビルドアップという)させながら、
ゲームを進行させていくといった感じです。

ジオラマ部分の組替えも、自分の好きなように家などを配置できるのが楽しいです。
ただ、住人の要望をかなえつつ配置するとなると、かなり制限がかかるのが難ですが。

2003/1 追加
クロニクルをプレイした上でもう一度見直すと、結構特徴がありますよね。

ジオラマフィールド中に人が歩いていることが、こんなにも町の雰囲気を高めるとは。
クロニクルの閑散としたフィールドと比べると、温かみがあって非常にヨイです。

難点をあげるなら、
使用できるキャラクターの数のわりに、戦闘においてこれといった特徴がないこと。
飛び道具を育てれば、近接戦をするのが馬鹿らしくなります。

これ、キャラクターの特徴というよりは、敵の能力設定に問題があったのかも。
“この敵にはこの武器が非常に有効”とか“飛び道具は無効”とかの特徴があると
それぞれの役割ができたのですが… ハンマーが使えなさすぎです。

クロニクルではこの点が少々ですが改正されてます。

そして、ダンジョンパートが少々単調になり気味なこと。
回数重ねる分、飽きがくるのも早いかもしれません。 幸い私は大丈夫でしたが。

総評

クロニクルをプレイして興味を持った方がPlayすると、“物足りなさ”を感じると思いますが、
雰囲気は実にヨイですよ。

〜 余 談 〜
ちなみに私のPS2は初期型で、どうやらメモリーカードが初期不良のものだったらしく、3〜4回ほどデータがとびました。
(おおよそ中盤まで進んだデータばかり)
公式サイトの掲示板でそれについて質問したのも、今ではいい思い出です。


オレっ!トンバ

対応機種:【PS】
ジャンル:アクション+RPG?

株式会社WhooPeeCamp
1997年 12月25日発売


攻略情報はコチラ→攻略! トンバ!

概観

ウーピーキャンプのHPに動きがあったので、思わずここに追加することに。
と、いうか大好きなゲームです。

知名度については私にはなんともいいがたいのですが、いいゲームなんです。
ゲームの基本スタイルはアクション。
しかし、面クリアタイプではなく、たくさんのイベントをクリアしつつ最終目的を果たす。
いわゆるRPG要素も含まれてます。

独特の世界観、登場する敵関連がなんとブタ!
主役のトンバはパンツ一丁の野生児ときたひにゃぁ…

プレイする人を選びそうなシュチェーションやね。
キャラ萌えする人にはオススメできないかもしれません。

細部

難易度は微妙に高めかな? 完全なるクリアをめざせばですが。
ちなみに2作目のトンバ!ザ・ワイルドアドベンチャーの方が、難易度は低めかな…っと。

不満な点あげるとすれば、
BOSSにあたる“魔ブタ”って奴らがいるのですが、少々弱いのです。
倒しかたは共通で、
“「封印ぶくろ」というものがBOSSMAP上にあり、それにBOSSを投げ込む”
という手順です。

それ自体はいいのですが、一度投げ込んでしまえば倒せるのです。
そう、ラスボスでさえも…

とはいえ、各魔ブタは攻撃法やフィールドも特徴があるので楽しめるレベルなのですが。
…好きゆえの贔屓目なのでしょうか。

ちなみにラスボスの強さはクリアしたイベント数で変化する模様。
クリアイベント数が最高だと、ラスボスが最弱になるんですが…。

〜 余談 〜
実は私、2作目よりコチラの方が好きです。
主な理由は、処理が軽く、操作時スムースに動くコトだったりします。
まぁ、あくまでコチラになれていて、2作目をやるとそう思うってトコですが。
あと、イベントの発生 / クリア条件がシビアだったりするところがお気に入りです。(変?


無責任堂/管理者:ハム

inserted by FC2 system